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| No.038 2012年3月8日発行 | >> 印刷用 |
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│★///│JSA国際標準化支援センター メルマガ│★///│
No.038 (2012/03/08)
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--- 目 次 ----
No.038
☆今回の話題(1):H23-2講演会交流会「国際標準化と役割,その経済的効用と
グローバル化の中で生き残りをめざして」実施報告
☆今回の話題(2):「インフラビジネスと標準化〜海外展開の現状と課題〜」
シンポジウム実施報告
☆情報提供(1):IEC SMBジュネーブ会議決議
☆情報提供(2):国際標準化支援センター3月の行事予定「ISO上層委員会報告
会」
☆情報提供(3):食の安全セミナー開催のご案内
☆編集部より・・・
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☆今回の話題(1):H23-2講演会・交流会「国際標準化と役割,その経済的効用
とグローバル化の中で生き残りをめざして」 実施報告
(財) 日本規格協会 国際標準化支援センター 小綿ひろみ
2012年2月27日(月),東京の主婦会館プラザエフにて標記講演会・交流会を開
催いたしました。国際標準化関係者97名が参加し,講演2題,グループディス
カッションを行い,続く懇親会にて交流を深め盛況のうちに終了いたしまし
た。概要は次のとおりです。
講演1:
「国際標準の経済的効果」ISO 副会長(政策担当) 武田 貞生
http://www.jsa.or.jp/itn/pdf/koen120207-text2.pdf
経済論における標準の役割は,経済的効率の改善,市場の失敗への対応,
貿易・取引の拡大等その恩益は共通の理解であるが,定量的にその経済効果を
測る多くの手法が報告されている。マクロ分析の代表例としてDIN,BSIらは,
当該国のGDPの1%,2.5%程度貢献ありと報告している。一方,ISOが開発した
分析ツールは個々の(セクターや)企業を対象とするミクロ分析で,組織全体
のバリューチェーンを分析し,4段階の評価プロセスを経て,標準の経済効用
をEBITに換算して定量化し評価するものである。2010年に実施した10ヶ国11
企業の調査結果が昨年後半に公表され,国・業種・規格は異なるものの全て
の企業が便益を報告(売上比0.5%〜4%)した。ISOはビジネスリーダーや政策
当事者の認識アップ,産業界,アカデミックとの連携強化を狙い,2011〜2012
年も中東,中国等で10以上の調査を実施している。当日のアンケートによると,
参加者の複数名が標準の経済分析を実施中で,その他多くの方がISO手法への
関心を表明されていました。
講演2:
「IEC 国際標準化における国際議長・エキスパートとしての経験談:
グローバル化の中での生き残りをめざして」IEC/SC 61B 及びSC 61C 議長
(一社)日本電機工業会 パナソニック(株) 佐々木宏氏
http://www.jsa.or.jp/itn/pdf/koen120207-text3.pdf
電子レンジの工場の認証現場で認証機関とともに規格を変えていった経験
から,商品の認証を取るだけでなく,現場から製品規格を国際提案する必要
があるという考えをエキスパートや国際議長として実践してこられた実話と
裏話,さらに,国際標準士の設立やIEC規格を真のグローバル規格するための
アジア規格構想などご自身の哲学と夢をご紹介いただきました。米国の国際
幹事にそのディベート力を買われ98年からSC61B(電子レンジ安全)国際議長
に就任以来,SC61C(冷蔵庫安全)国際議長,TC59エキスパートも経験,西洋
文化のIEC規格にアジア文化を加えたいと活躍。2013年の定年を前に自分の
後継者に望む要件とは(委員会での存在感,製品と規格を認証で理解する
こと,英語のディベート力),国際標準力とは(国際会議対応力,国際規格
理解力,認証取得力の積)。また,日本の認証制度の2重構造の問題点,2015
年アセアン統合に向けてアジアでの標準普及活動の様子も報告いただきました。
懇親会にて,英語のディベート力はどこで身につけたのですかとの問いに,
英語好きは中学からで学生時代に討論会でライバルに敗れ奮起して勉強され
たことでした。
続くグループディスカッションでは,役割毎の悩み,問題,解決策を探るため
,参加者は役割に応じて,7つのテーブルに別れディスカッションを行い,
最後にテーブル4の議論内容を報告いただきました。テーブル分けと司会役
は次のとおりです。
テーブル1:TC SC の日本代表・エキスパート
司会 澤田 秀雄氏 日本バイオプラスチック協会
テーブル2:コンビーナ・プロジェクトリーダー I
司会 江村 智之氏 (社)ビジネス機械・情報システム産業協会
テーブル3:コンビーナ・プロジェクトリーダー II
司会 加藤 重信氏 (資)品質経営研究所
テーブル4:国際幹事+上層委員・国際議長I
司会 竹内 南氏 (一財)マイクロマシンセンター
テーブル5:国際幹事+上層委員・国際議長II
司会 松本 宏一氏 日本光学硝子工業会/(株)ニコン
テーブル6:国内委員会委員長/委員
司会 波多腰 玄一氏(株)東芝 研究開発センター
テーブル7:国内委員会事務局
司会 長沢 広樹氏 (公財)鉄道総合技術研究所
なお,講演会・交流会・セミナー等のテキストは次のサイトからダウンロード
できます。
http://www.jsa.or.jp/itn/hokokukai.asp#kouryu
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☆今回の話題(2):『インフラビジネスと標準化〜海外展開の現状と課題〜』
シンポジウム実施報告
(財) 日本規格協会 総務企画部 企画調整課 岩垂邦秀
2012年2月27日(月)に大阪リバーサイドホテルにて,シンポジウム
『インフラビジネスと標準化 〜海外展開の現状と課題〜』を開催いたしまし
た。
シンポジウムでは,理事長田中よりインフラにおける標準化の重要性について,
これまであまり注目されてこなかった視点から訴求いたしました。次に京都大
学経営管理大学院院長の小林潔司先生から我が国のインフラビジネスと標準化
における課題について基調講演をいただき,アジア各国に適したアセットマネ
ジメントの開発と普及におけるご自身の取り組みと標準化への課題などについ
て言及されました。大変示唆に富み,他の分野ででも参考になるお話をいただ
きました。続いて,個別の事例として,国とともにアジアへの進出を模索して
いる京阪電鉄様,スマートシティ特にスマートハウスの取り組みに力を入れて
いるパナソニック様,上下水道の高い質と信頼性を持ち海外展開を模索する大
阪市様からご講演をいただきました。最後のパネルディスカッションでは,
各人の発表を受けインフラの観点から,主に標準化,認証,人材の三点に
ついて,パネルディスカッションを行いました。
(一部の資料を掲載しております
:http://www.jsa.or.jp/report/infra/pg40.html )
聴講者は,日本全国から,インフラの構築や運営に関係する企業,部品製造業,
その他大手企業や中小企業の役員から現場担当者,大学教授,学生,さらには
銀行,保険会社など,多様な構成となり,大変盛況なシンポジウムとなりまし
た。
大変多くのお客様にご参加いただきました。ありがとうございました。
インフラと標準化は,我が国だけの問題ではなく,途上国を含めたインフラの
問題,水問題,エネルギー問題等の解決に一部寄与できると思われ,当協会は,
今後もこの分野の活動に力を入れていく予定です。具体的な計画としては,
個別のインフラとして,「水」と標準化についての書籍を6月に出版する予定
です。また,大学とのMoU,産学を交えた懇話会立ち上げなどを検討しており,
議論を深めるとともに,進むべき方向性を提示していきたいと考えています。
また,以下の特設サイトを通じて,インフラビジネスと標準化に関する,情報
提供,シンポジウム,その他の企画など発信してまいります。
『広がるインフラビジネス−国際標準化で巨大市場に挑む!』特設サイト
(http://www.jsa.or.jp/report/infra/infra.html)
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☆情報提供(1):IEC SMBジュネーブ会議決議
(財) 日本規格協会 IEC-APC事務局 濱岡里鶴
第143回SMB会議で採択された決議は次のとおりです。
SMB決議143/1‐議題案改訂版
SMB決議143/2‐TC/SC報告及びSBP
SMB決議143/3−システムグループに関するahG 35
SMB決議143/4−SMB ahG 36−IECマスタープランに沿ったアクションプラン
SMB決議143/5−SG 1勧告1〜4:ISOとの協調
SMB決議143/6−SG 1勧告5:システムアプローチに関するSG 1の方法
SMB決議143/7−SG 1勧告6:エネルギー効率用語
SMB決議143/8−SG 1勧告7:ISO/IEC JTC 1/SC 39
SMB決議143/9−SG 3「スマートグリッド」
SMB決議143/10−SG 4「1500V DC以下のLVDC送電システム」
SMB決議143/11−SG 5環境補助生活(AAL)のメンバー
SMB決議143/12−SG 6自動車の電気技術のメンバー
SMB決議143/13−ACECレポート−SMB/4702/R
SMB決議143/14−通信諮問委員会(ACTEL)レポート
SMB決議143/15−SMB AC/SGのレビュー
SMB決議143/16−TC 93 デザインオートメーション
SMB決議143/17−SMB ahG 34 TC活動統計勧告:SCが多すぎるTC 及び2:
水平的性格の規格のあるTC
SMB決議143/18−SMB ahG 34 TC活動統計勧告3:活動のあまり行われていないTC
SMB決議143/19−SMB ahG 34 TC活動統計勧告4:“みせかけ”親TC
SMB決議143/20−SMB ahG 34 TC活動
SMB決議143/21−新作業項目に関する調査グループ
SMB決議143/22−4カ月以上遅れているプロジェクト
SMB決議143/23−24ヶ月以上経過CDV
SMB決議143/24−5年以上経過したプロジェクト
SMB決議143/25−ISO/IEC JTC 1
SMB決議143/26−TC/SC会議SMB ahG 37のガイダンス
以上
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☆情報提供(2):国際標準化支援センター3月の行事予定
タイトル:H23第3回 ISO上層委員会報告会
日時:3月15日(木)13;30〜
場所:主婦会館プラザエフ 7Fカトレア(東京・四ツ谷)
内容:ISO/TMB報告,その他
料金:無料
:http://www.jsa.or.jp/itn/hokokukai.asp#kouryu
(募集は終了いたしました。開催後に上記サイトにテキストを掲載いたし
ます。)
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情報提供(3):食の安全セミナー開催のご案内
<第2回>食品中の放射性物質の新たな基準とそれへの対応および
測定方法のポイント
本年4月から適用予定の食品に含まれる放射性物質の新基準では,食品摂取
による年間の放射線量が1ミリシーベルトに引き下げられ,一層厳しい基準
値に改められています。このような状況を受け,リスク低減を確たるものと
し,消費者に安全な食品を提供していくためには,新たな基準を正しく理解
し,正しく測定することが重要であると認識し,本セミナーを企画いたしま
した。
本セミナーでは,放射線計測,食品中の放射性物質の検査および放射線計測機
器分野で,安全指導など第一線で携わっている方々を講師にお招きし,以下の
内容について講演いただきます。是非ご参加ください。
■開催日時:2012年3月23日(金) 13:10 〜 17:00
■開催場所:日本規格協会 本部ビル6階 大講堂(東京都港区4−1−24)
■受 講 料:一 般5,250円(税込) / JSA維持会員4,200円(税込)
*受講料の中には,講演資料代が含まれています。
*セミナー終了後に「参加証明書」をお渡しいたします。
■セミナー詳細・お申込み:
http://www.jsa.or.jp/standard/meeting_02.asp?fn=fs2.htm
■講演内容/講演者(予定):
講演1:食品中の放射能測定−新基準値への対応−
(社)日本アイソトープ協会 事業本部長 中村 吉秀 氏
講演2:食品中の放射性物質に関する新基準値及び測定のポイント
(財)日本食品分析センター 衛生化学部部長 野村 孝一 氏
講演3:検出機器の説明と使い方について
日立アロカメディカル(株) 常務取締役 松原 昌平 氏
【講演のポイント】
●新基準の考え方,日常測定でのポイントおよび精度管理等を解説。
●新基準値への適合・不適合を検査するための放射性物質の測定方法,
注意点,および計測値の処理方法等の測定の実際について解説。
●各種の放射性物質検出機器の特徴と使い方を紹介。(測定器の実演も予定)
【セミナー問合せ先】
日本規格協会 企画調整課 セミナー事務局
担当:小梁川(こやながわ)・村石
TEL: 03-3583-8086 E-mail:pddseminar@jsa.or.jp
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編集部より・・・ ☆
年度末に突入しあわただしくお過ごしのことと存じます。震災からもうもう
すぐ1年になりますが,春を待つ心に復興への希望を重ねつつ,標準化関係
者皆様の活動も花開き実を結ぶようお祈り申し上げます。すこし早いですが,
H23年度はお疲れ様でございました。新年度もどうぞ宜しくお願いいたします。
☆次号の予定☆
「ISO TMB決議」その他を予定しています。
☆国際標準化協議会より−会員募集中!☆
国際標準化協議会では,本メールマガジンやISO事業概要」の発行の他,
講演会・交流会の開催,さらには会員向け特別セミナーなどを行っています。
ぜひ,協議会への参加をご検討ください。
入会案内及び協議会の詳細は下記URLをご覧ください。
http://www.jsa.or.jp/itn/forum.asp
☆読者へのお願い☆
1.メールマガジンをさらに充実させるために,皆さまからのご意見・ご感想・
その他お気づきの点などを是非お聞かせください。
2.このメールマガジンの著作権は,財団法人日本規格協会国際標準化支援
センターにあります。無断転載は固く禁止致します。なお,転載等の
ご要望がある場合は,国際標準化支援センターにご連絡ください。
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☆メールマガジンに関するお問合わせ☆
(財)日本規格協会 国際標準化支援センター
kokusai2@jsa.or.jp メールマガジン担当宛
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