労働安全衛生マネジメントシステム規格開発情報

ISOマネジメントシステム

労働安全衛生マネジメントシステム規格開発情報

2013年6月、労働安全衛生マネジメントシステム規格を開発する、ISO/PC283の設置が決定し、幹事国及び議長国にBSI(英国規格協会)が割り当てられ規格開発がスタートいたしました。当該分野では、OHSAS 18001, OHSAS 18002、厚生労働省の「労働安全衛生マネジメントシステムの指針」や中央労働災害防止協会、建設業労働災害防止協会などの業界が定めるガイドラインなどをはじめ、多くの標準(規格類)が既に存在しております。そのような中、ISOにおいても規格開発がスタートし、ISOマネジメントシステム規格の共通テキスト(ISO/IEC Directives Part 1, Annex SL)を踏襲するなど、大きな話題を呼んでおります。

このサイトでは、お客様のお役に立てるよう、順次情報をアップデートしていきます。

 

新着トピックス

 

  1. ISO/PC283/WG1クライペダ会議コミュニケ (掲載日: 2016年11月22日)
      ISO/PC283/WG1クライペダ会議コミュニケ(日本語版、PDF)
  2. ISO 45001の開発状況(掲載日: 2016年7月11日)
      ISO 45001の開発状況(PDF)
  3. ISO 45001開発に関わるFAQ (掲載日: 2016年6月2日)
      ISO 45001開発に関わるFAQ(PDF)


ISOにおける労働安全衛生分野の標準化

1.開発の状況

  • ISO 45001(労働安全衛生マネジメントシステム規格-要求事項及び利用の手引)

    ISOマネジメントシステム規格の共通テキスト(ISO/IEC Directives Part1, Annex SL)をベースに、OHSAS 18001, ILO-OSHガイドライン、諸外国の国家規格の要素を取り入れ開発中。
    2016年5月のDIS投票結果は、投票したPメンバー国の2/3以上が賛成したが、反対が投票参加国総数の1/4以上あり、否決された。コメントは2966件寄せられた。
    2016年6月のPC283/WG1トロント会議で主要な課題の対応原則を検討し、9月のTG8デンマーク会議でコメントの初期検討を行い、10月30日~11月4日にPC283/WG1リトアニア会議でDIS2の規格箇条4~10の大部分について合意が得られた。
    今後、コメント残り検討のため2017年2月に次回WG1会議を開催予定しているが、IS発行は、当初発行時期(2016年9月予定)から2017年10月以降に遅れる見込みである。

 

2.今後の予定

2016年11月現在
2017年2月6~10日 PC283/WG1ウィーン会議を開催予定

※スケジュールの遅れから、発行時期もそれに準じて遅れる見込み。

 


3.開発の経緯

2016年10月30日~11月4日

◆PC283/WG1 会合(クライペダ)
 - 国際規格案(DIS)のコメント検討

2016年9月12日~16日

◆PC283/WG1/TG8 会合(デンマーク)
 - 国際規格案(DIS)のコメント検討

2016年6月6日~6月10日

◆第5回 PC283/WG1 会合(トロント)
 - 国際規格案(DIS)のコメント検討

2016年2月12日~5月12日

DIS投票
 - 投票結果:賛成40、反対16、棄権5

2015年9月21日~25日

◆第4回 PC283/WG1 会合(ジュネーブ)
 - 国際規格案(DIS)の作成。

2015年6月29日~7月3日

◆PC283/WG1/TG 会合(ダブリン)
 - 委員会原案改訂版(CD2)のコメント検討。

2015年3月25日~6月5日

CD2投票
 - 投票結果:賛成35、反対11、棄権5

2015年1月19日~24日

◆第3回 PC283/WG1 会合(トリニダード)
 - 委員会原案改訂版(CD2)の作成

2014年7月18日~10月18日

CD投票
 - 投票結果:賛成29、反対17、棄権1

2014年3月31日~4月4日

◆第2回 PC283/WG1 会合(カサブランカ)
 - 委員会原案(CD1)の作成

2013年10月21日~25日

◆第1回 PC283/WG1 会合(ロンドン)
 - 作業原案(WD1)の作成

2013年8月

ISOとILOは新しい協力関係について合意書を締結

2013年6月 ISO/PC283(労働安全衛生マネジメントシステム)を設置
2013年2月 BSIは、OHSAS18001を含む当該分野の認証件数が増加していることなどを理由に、新規開発提案を提出。ISOとILOは新しい協力関係について議論を開始
2007年3月 ISO/TMBは、OHSMS標準化活動に対して支持が得られないと結論
2007年 ISOはOHSMSのニーズ調査を行うことにした
2006年 TMBはBSIにニーズ調査のためにILOとの対話を指示
2005年3月 ILOとISOのそれぞれの権能についての明解かつ共有された理解の必要を強調する、社会的責任の分野におけるILO-ISO覚書締結
2005年 社会的責任(SR)に関するNWIPを採択
2001年12月 ILOは「労働安全衛生マネジメントシステムに関するガイドライン-” Guidelines on occupational safety and health management systems ILO-OSH 2001″の英語版を正式に公表
2000年4月

投票結果は、賛成29、反対20、棄権3で、賛成票が投票数の2/3以上に未達
反対票の多くは先進国で、主な反対票コメントは次の通り(日本は棄権):
 -ILOとの共同作業、あるいはILO単独の作業が望ましい
 -現時点で独自のOHSMS規格は必要ない

1999 年12月

ISO 中央事務局は、英国規格協会(BSI)のOHSMS の規格開発に対する提案を受け、所定の通常の手続きに従って、投票するように通知

1999年3月~11月

ILOでも同分野の標準化の議論を開始し、次の考えを提示:

  1. ILO は3者構成をとっているため、ISO よりも任意の効果的な労働安全衛生マネジメントシステム開発の国際文書を策定する団体として適切である
  2. ILO は、国際的なOHSMS規格、ガイダンス文書及び行動基準(code of practice)の最も重要な要素を取り入れるとともに、ISOの体系化したマネジメント規格にも対応する
  3. ISOがこの分野の規格開発を行うとしても、ILO はOSH-MSガイドライン開発を中断しない
1999年1月

ISO/TMB及び理事会は調査結果を受けての報告と今後の対応について議論をし、次の結論を採択:
「今後OHSMSに関する規格開発の提案がなされる場合は、ワークショップを開くことなく、ISO/IEC Directivesに定められた通常の手続きに従って投票にかける」

1997年1月

ISO/TMBは、この案件を時期尚早として正式に見送った

1996年9月

ISOアドホックグループはジュネーブで各国の関係者を集めたワークショップを開催
 -OHSMSのISO規格化には賛否両論の意見
 -ワークショップ後のアンケート:賛成33%、反対43%

1995年1月

ISO/TMBはカナダの提案を受けて、OHSアドホックグループを設置、OHSMSの今後の方向について協議

1994年~

ISOで労働安全衛生マネジメントシステムに関する国際標準化の議論を開始


 


4.過去のコミュニケ等

  第5回ISO/PC283コミュニケ(日本語版、PDF)

  第4回ISO/PC283コミュニケ(日本語版、PDF)

  第3回ISO/PC283コミュニケ(日本語版、PDF)

  ISO/CD 45001 コミュニケ(日本語版、PDF)

  第2回ISO/PC283コミュニケ(日本語版、PDF)


その他、当該分野における規格類(一部)
 

 

 

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