平成22年度事業報告

標準化関係の調査研究

機械工業における国際標準化推進等補助事業

補助事業番号 :22-18
補助事業名 :平成22年度 機械工業における国際標準化推進等補助事業
補助事業者名 :財団法人 日本規格協会

1.補助事業の概要

(1)事業の目的

1995年のWTO/TBT協定の発効により、各国の国内規格は、基本的に国際規格に整合していることが求められるようになったことから、ISO(国際標準化機構)、IEC(国際電気標準会議)等の国際規格は、技術の発展、貿易の円滑化において極めて重要な意味を持つことになった。また、中国が2001年にWTO(世界貿易機関)に加盟したことも、国際規格の重要性を飛躍的に高めている。

こうした中で機械工業は、材料、加工、組み立てと幅広い分野に関わっているという特徴から、国際規格の影響を最も強く受ける産業となっており、ISO、IEC等の国際標準化機関で開発される国際規格に我が国の提案・意見を的確に反映させることは、我が国の機械工業の発展にとって極めて重要な課題となっている。

このため、本事業においては、我が国の機械工業の関係者が国際規格開発初期の段階から積極的に参加・貢献すること、新規規格開発提案を積極的に行うこと、幹事国業務等の積極的な引き受け等を促進することにより、我が国の機械工業の振興と貿易の円滑化に寄与することを目的とするものである。

(2)実施内容等

[1] 国際標準化推進のための国際会議派遣事業
国際会議への参加者を優先度に応じて厳選し、海外へ派遣した。
【詳細は、事業の実施内容に関する報告書1 (PDF)をご覧ください】
※本事業の国際会議出席報告は (財)JKA補助事業等 からご覧いただけます。
[2] 幹事国団体・国際規格原案作成促進事業
JIS規格の国際規格への整合化を推進する観点からも、国際規格等の国内審議促進のため国内対策委員会及びISO・IEC等の幹事国引き受けを強力に推進した。
 ア.委託事業
 イ.直轄事業
  イ-(ア) ISO/TC164 (金属の機械試験)幹事国業務
  イ-(イ) ISO/TC201 (表面化学分析)幹事国業務
【詳細は、事業の実施内容に関する報告書2 (PDF)をご覧ください】
[3] 国際標準化活動支援体制整備事業
テクニカルエディターを配置し、ISO及びIECの審議文書(Working Document)及び会議決議等の邦訳を行った。
【詳細は、事業の実施内容に関する報告書3 (PDF)をご覧ください。】

2.予想される事業実施効果

標準を制する者が市場を制するとまで言われている昨今、我が国の機械工業を始めとする民間産業団体からのISO/IEC関連国際会議への参加及び幹事国業務の引き受けを支援するための補助の実施等を通して、機械工業分野等における我が国の意見・戦略・技術を直接反映した国際規格の獲得等、我が国の国際標準化活動における地位向上に資することが可能となる。
【詳細は、事業の成果および実施効果に関する報告書 (PDF)をご覧ください】

3.本事業により作成した印刷物等

印刷物名 部数 備考
1) 幹事国団体・国際規格原案作成促進事業《委託事業》
  [1] 第59回ISO/TC 61バンコック年次会議報告書 280部 (和文)
  [2] 第21回ISO/TC 138上海会議報告書
(契約先:日本プラスチック工業連盟)
50部 (和文)
  [3] 第17回ISO/TC 206年次会議報告書 125部 (和文)
  [4] 第28回ISO/TC 150年次会議報告書
(契約先:(社)日本ファインセラミックス協会)
70部 (和文)

4.事業内容についての問い合わせ先

担当部署 国際標準化ユニット
電話番号 03-4231-8520
FAX 03-4231-8655
E-mail kokusai@jsa.or.jp