国際標準、JISにもなったサービスエクセレンス、その実現のヒントとなり得る事例をご紹介します。第6弾は、日本をはじめ世界中で専門的なレストランを経営している株式会社ワンダーテーブル(代表取締役社長 秋元巳智雄様)にISO/TC 312国内審議委員会事務局(日本規格協会)がインタビューしました。
― 非常に評判が良い事業、高いロイヤルティにつながっている事業の特徴、企画・設計した背景についてご紹介をお願い致します。
当社は、アメリカンローストビーフ、シュラスコ等の高い専門性・独自性のあるブランド力をもつレストランを展開しています。ブランド自体の魅力を高めることにこだわりをもち、また、ニッチ市場の中でもトップブランドとなることを目指しております。
当社は、リーマンショックで株式上場をやめて非上場化したことを契機に、自社の強み・弱みを改めて分析することで、数あるレストランの中での他社との違いを明確にしました。その中で、ホスピタリティを提供できる“予約型”の店舗であることが、当社の特徴であり・・・