10月12日（火） 13：50 ～ 14：40

標準を取り巻く世界的な動向を踏まえ、環境関連では環境ファイナンスやサーキュラーエコノミー、新興技術ではAIや量子、コネクタビリティの分野ではスマートシティやポスト5G等、領域横断的な分野への対応が急務となっています。デジタル化により経済社会構造の変化が進み、ガバナンスの再設計の必要性も指摘される中、本講演では、広義の標準化の戦略的活用に向けた最新動向と、経済産業省の政策の方向性についてご紹介します。

10月12日（火） 15：00 ～ 15：50

「行動の10年」を迎えたSDGs。2030年までに「よりよい世界」を目指す持続可能な開発目標SDGsには、今、メジャメント（測定）が求められています。Think Globally, Act Locally.がもたらす市民一人ひとりの意識・行動変容を「SDGs Survey」から目指した経年分析を報告し、SDGsのユニバーサルな取組みによるEX（エシカル・トランスフォーメーション）–地球規模の環境、社会、経済の危機的状況を「よりよい社会」へと築き直す変革の方法について利益と可能性を問います。

10月12日（火） 16：10 ～ 17：00

IoT機器等の活用は、単なるセンサーとしての利用にとどまらず、5Gやスマートシティなどのエッジ端末として、多種多様な応用・実装が検討されています。活用形態の多様化からサイバー攻撃の対象となる脆弱点が多く存在し、セキュリティ上の脅威が認識されています。本講演では、今後のIoT活用における最新のIoTセキュリティの脅威を共有し、それらに対するセキュリティ対策、及び関連する国際標準化の動向についてご紹介します。

10月13日（水） 13：30 ～ 14：20

機械学習AIを利用したシステムが世の中で広く利用される中で、安全性や性能、公平性などの品質をどのように担保していくかは大きな課題になってきています。AIの信用性（Trustworthiness）に関する様々な指針や法律案などが提案されつつある状況において、どのように技術面から品質の問題に取組んでいくか、また標準化などのルール形成をどう考えるかについて、我々の取組みや周囲の状況をお話しします。

10月13日（水） 14：40 ～ 15：30

日本自動車工業会（JAMA）は、進化するクルマが、人、街、社会を支えるとの基本的な理念のもと、世界で最も安全、効率的で、自由なモビリティ社会の実現を目指し、自動運転技術の実用化を推進しています。今回の講演では、現在日本自動車工業会が取組んでいる国際基準調和活動、国際標準化、自動運転の実用化や動向等について実例を交えながら説明します。

10月13日（水） 15：50 ～ 16：40

お客様に「ああ美味しい！」と言っていただくためのお酒が私たちにとっての目的です。そのために手作業も伝統の技も最新の機械も全てが手段で選択肢です。また、そういう風にして造る純米大吟醸の仕込みを四季醸造で一年中行い、その回数は、一般的な酒蔵が造る回数で言うと100年分以上です。そういった中から生まれた品質への取組み、進化の形をお話しします。

10月14日（木） 13：30 ～ 14：20

障がい者との出逢いから、福祉の視点（作業分解・作業指示)が、低迷する農業を救い出す鍵であることを学びました。そこから農業と福祉を融合する【ユニバーサル農業】が誕生します。食料生産と同時に多様な人たちが活躍できる働きの場を創造するソーシャルファーム（social firm）を目指します。

10月14日（木） 14：40 ～ 15：30

医療の現場では、当たり前のように長時間立った姿勢で手術が行われています。医療従事者の身体的負担を軽減するために、医工連携や産学連携、さらにはオープンイノベーションを活用し、世界初のアシストスーツ「アルケリス」が開発されました。本講演では、中小製造業から開発をスタートさせ、その会社からスピンオフし、ものづくりベンチャー企業を立ち上げ、世界の社会課題解決を目指している活動をご紹介します。

10月14日（木） 15：50 ～ 17：00

1年以上続くコロナ禍にあっても、安全・安心を担うJISマーク表示制度は、ますます重要な役割を果たさなければなりません。事業者とともに感染対策を実施しながら継続して審査をする中で、実際に行われた指摘事例・是正内容をお伝えするとともに、品質管理のよい事例をご紹介します。今回も適切な品質管理の維持に有益な情報を提供します。