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ごあいさつ




 私どもは、標準化と管理技術の開発、普及、啓発を通じて、社会経済の健全な発展と国民生活の向上に寄与することを目的に1945年より活動を続けて参りました。

 2019年4月に抜本的な組織改革を行い、規格開発部門を中心とした一般財団法人日本規格協会、標準化および管理技術に関するトータルソリューションを提供する事業部門と組織認証部門からなる日本規格協会ソリューションズ株式会社、要員認証組織である一般財団法人日本要員認証協会という、三法人から構成される『日本規格協会グループ』として、事業経営の機動力強化を図り、グループシナジーを最大化することにより、持続可能な組織活動を推進しています。

 現在、世界規模でAIやIoTを活用したイノベーションの活性化や、SDGsの達成に向けた積極的な貢献、ESG経営促進への取組みなど、大きく急激な環境変化が進んでいます。また、ウィズ/ポストコロナ時代において、デジタルトランスフォーメーションの動きは一層加速することでしょう。それに伴い、社会的課題の解決手段として、標準化や管理技術の担う領域はますます広がりを見せ、同時にその重要性も飛躍的に増大しています。このような状況下で、日本規格協会グループは、社会潮流を着実にとらえ、その最先端で何ができるのか、どのようなソリューション提供を実現していくのか、グループの真価が問われていると感じます。

 モノづくりからサービスまで広範な産業界の標準化ニーズを探求し、我が国の総合的標準化機関としての多様な事業活動を通じて、高付加価値を伴う商品やサービスの創出・提供に努めていきたいと考えています。

 これからも『標準化で、世界をつなげる。』のスローガンのもと、国内外の標準化機関をはじめとするステークホルダーの皆様とのコミュニケーションを深化し、日本の産業基盤の強化に貢献すべく一歩一歩着実に成長していく所存です。引き続き皆様のご理解とご支援を宜しくお願い申し上げます。

日本規格協会グループ 代表
一般財団法人日本規格協会
理事長 朝日 弘